【東海林先生の漢方メモ】
中から元気 中からキレイ 〜 女性のための漢方
不妊症 周期療法とは・・・(1) (平成17年6月23日掲載)
 西洋医学における不妊症の治療法や技術は、近年めざましく発展しました。
 各種のホルモン療法をはじめ、卵管や子宮の器質的障害のために不可能となっていた
精子と卵子の出会いを、人口受精・体外受精などの技術が可能にしてくれたわけですが、
それでも妊娠して出産にいたる確立は、決して高くはありません。
 中国医学に携わる仕事をしていると、西洋医学の不妊治療は、人工的に排卵を起こさせて
受精卵を作るという妊娠のプロセスの一部をサポートしてくれますが、
妊娠〜出産のプロセス全体を支えるための基礎的な部分の対策が、まだ足りないように思います。
(荒れた土地にいくら種をまいても作物は育ちませんよね!)
 

一方、中国医学がめざす不妊治療は、まず「畑をしっかり耕してよい土作りからはじめる」という
考え方。妊娠しやすくするために、「気・血・精」のエネルギーを補って内臓の機能を高め、
自然な妊娠を起こせる体づくりが基本となります。
 そして、西洋医学で用いられる基礎体温の理論に中国医学の「陰陽」の理論を当てはめ、
生理周期の月経期・卵胞期・排卵期・黄体期の体の変化に合わせて治療法を変え、
ホルモンバランスを整えるという、中国医学と西洋医学合作の研究が生み出した、
画期的な治療法が「不妊周期療法」です。
 器質的に問題のない機能性不妊に効果的で、現在不妊治療中の方も併用すると
相乗効果が期待できます。
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