【東海林先生の漢方メモ】
中から元気 中からキレイ 〜 女性のための漢方
おりものと不妊症・・・ (平成17年8月25日掲載)
 残暑きびしく蒸し暑い日が続きますが、中国医学では湿気(湿邪)が体に溜まると、
様々な症状を引き起こすと考えます。女性の悩みおりものもその一つです。

 女性器の内側の粘膜の表面は分泌液によってたえず潤わされた状態にあります。
この分泌物の量が、生理的あるいは病的に増えて膣外へ排出されるようになった状態を、
俗に「こしけ」とか「おりもの」と呼んでいますが、正式には帯下といいます。

 一般に排卵期には、子宮頸管粘液の量が増えて、半透明で卵白状の粘りのある帯下があるのが
普通です。これは精子を泳ぎやすくするための生理的な帯下。不妊治療では、きちんとした排卵が
行われているかどうかの一つの目安となります。
 排卵期以外の帯下で、おかしな色がついていたり、血が混じっていたり、臭気が強い・量が多い・外陰部がかゆくなったりする場合は、病的帯下のことが多く、適切な治療が必要です。
 その原因としては、カンジダなどの病原微生物の感染・ホルモン分泌の衰え・ガン性の帯下などが
あります。

西洋医学的治療を受けても慢性化してなかなか治らない・病院にいくほどではないけど
ちょっと気になる・不妊治療中で正常な帯下のない・・・という方は一度ご相談下さい。
体の中の「湿邪」を取り除いたり、ホルモンバランスに関係のある「腎」に働く漢方薬は、
体にやさしく効いてくれます。
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