【東海林先生の漢方メモ】
中から元気 中からキレイ 〜 女性のための漢方
冷え症(2) 冷えと更年期! (平成17年12月15日掲載)
 中医学には「血は温めることを喜び、寒を嫌う」という考え方があります。
血液が体内をスムーズにめぐるためには、血液に一定の温度と、
ポンプである心臓の押し出す力「気」、と充分な血液量が必要です。
 中医学では、体を温めたり血液を推動させたり、体を外敵から守るなど基礎代謝に
必要なエネルギーを「気」と表現しています。

 先月お話しした「冷え症」のもう一つの原因、「気・血」のエネルギー不足タイプの方は、
単に血のめぐりが悪いというだけでなく、血液を全身にめぐらせる「気」のパワーや血液そのものが
足りないため、末端まで温かい血液が行き渡らずに冷えてしまうと考えられます。
 このように、若い頃から手先や足先が冷えやすく、疲れた時や生理中に冷えが悪化するタイプの方は
、日頃から冷たい飲食物を控え下半身の薄着を避け、「気と血」を補う
「婦宝当帰膠(フホウトウキコウ)」をお試し下さい。
2、3日の服用ですぐに効果を実感される方が多いです。

 また、とにかく寒がりで、少しでも冷えると体調を崩すほど冷え症の重い方や、加齢とともにひどくなり、更年期も関係して特に腰から下半身の極端な冷えを訴える方は、気血の不足がさらに進んで
「腎陽」(体を温めるボイラー的働きをする腎の気)が不足してしまったタイプ。
「参茸補血丸(サンジョウホケツガン)」など腎陽を補う薬が強い味方になるでしょう。
更年期の冷えのぼせには、各種組み合わせて使います。
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