【東海林先生の漢方メモ】
中から元気 中からキレイ 〜 女性のための漢方
気陰両虚による皮膚のカサつき (平成18年9月21日掲載)

気温が下がっても、蒸し蒸しした?日が続きますが、暦の上ではすでに秋!
 中医学では、秋は「燥邪(そうじゃ)」(乾燥の邪)の影響を受ける季節で、
乾燥を好む「脾(ひ)」と乾燥を苦手とする「肺(はい)」の機能に大きな変化が現れます。

 中医学で考える「肺」とは、呼吸の他に水分を全身に散布して皮膚を潤したり、汗の調節など皮膚の機能をコントロールしている臓器と考え、
「脾」とは主に飲食物から気・血・津液(き・けつ・しんえき)を作り、
「肺」
「心(しん)」に水や血液を汲み上げる働きをしている臓器
と考えます。
 本来なら、夏の間「湿邪(しつじゃ)」によって機能低下を起こしていた「脾」の働きが回復して、
消耗した「気(き)」(代謝を行なうエネルギー)や「陰(いん)」(体を潤す血液や津液)を補って、
乾燥する秋に備える時期なのですが、蒸し暑い日が続くと、「脾」が弱ったままで
「食欲の秋」を迎えるどころか、食べた物が栄養にならず、「気」「陰」を取り込めなくなり、
「気陰両虚(きいんりょうきょ)」に陥ってしまいます。

 気陰両虚になると、疲れやすい、食欲がないなどの夏バテの症状の他に、肌のカサつきやかゆみ、髪のパサツキ、便秘、ほてりなどの症状も現れてきます。
 みずみずしい美肌を保つためには、適度なハリと潤いが必要で、「肺」の機能を高めるために
「気」「陰」を補うことが必要です。
 体を中から潤し、気を補う「麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)」や、皮膚を外側から保護する
「瑞花露(スイカロー)」薬用保湿ローションやクリームは、秋のスキンケアに欠かせません。

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