【東海林先生の漢方メモ】
中から元気 中からキレイ 〜 女性のための漢方
気が乱れやすい「春」特有の症状 (平成19年3月21日掲載)
 毎年、春先になると突然頭痛がしたり、胃がシクシク痛んだり
その他「怒りやすい」「ゆううつ感」「イライラ」「食欲が不安定」「情緒不安定」
などの症状を感じることはありませんか?
 このような症状は
『気(き)』のトラブルのひとつですが、
検査で異状が出にくいため、治療には至らないことが多く、漢方の出番となります。
 中医学では、人間の身体は
「気(き)」「血(けつ)」「津液(しんえき)」の3つの成分から成り立っていると考えます。そのなかで、「気」は体の機能に関わる重要なものとしてとらえています。しかし、「気」は目には見えませんし、計器で測ることもできません。
「病は気から」とか「気の持ちよう」など、「気」という言葉は日常的に
使われていますが、西洋医学の概念には無いものです。
「気」は血液を循環し、内臓を働かせ、生命活動を支えるために欠かせない大切な
エネルギーなのです。
 気のトラブルには、気が不足した
「気虚(ききょ)」と気が詰まってしまった
「気滞(きたい)」「気逆(きぎゃく)」の症状があります。
 中医学では、春は自然界の生物すべての「気」が旺盛になり、特に五臓の中では、気のコントロールを行う
「肝(かん)」=(ストレスにも関与)が一番影響を
受けやすい季節で、気滞や気逆が起きやすくなります。
 「春だから」と、症状に悩むのではなく、
「肝気(かんき)」をリラックスさせる
ことが先決。気の流れをスムーズにする
「疎肝理気(そかんりき)」の漢方処方は、速やかに症状を改善します。
 

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