【東海林先生の漢方メモ】
中から元気 中からキレイ ~ 女性のための漢方
記録更新の猛暑!「熱中症」の対策は? (平成19年8月23日掲載)

  連日各地で最高気温が更新されて、体温を超える気温が観測されると、
当然のように「熱中症」による死亡事故も増えてきました。

 熱中症とは日射病や熱射病などの総称。暑い中での運動や労働のため、
発汗機能や循環系に異常をきたして、体温上昇、発汗停止とともに虚脱・けいれん
・精神錯乱・昏睡などを起こす病気です。

 熱中症を引き起こす原因は、体温調節のメカニズに関係があり、
炎天下ばかりでなく、室内で静かに過ごしていても起こり得るとされ、
気温と湿度に影響をされます。

人間の体は常に皮膚表面から熱を放出していますが、気温が体温より高くなると
熱の放出が困難になり、体温調節は発汗だけに頼ることになります。
さらに湿度が高いと、汗をかいても流れ落ちるばかりで蒸発しないので、
気化熱による皮膚の冷却が出来ずに、自律神経は必要以上に汗を出してしまいます。
そこで、脱水症状を起こし、血液が濃くなり、心臓にも負担がかかるのです。

熱中症の症状を中医学的に考えると、過度の発汗で体が必要な水分
「津液(しんえき)」と共に「気()も消耗して、元気も潤いも失われた状態になり
、血液もドロドロと流れにくくなって
「瘀血(おけつ)を生じ、
五臓の中で夏に最も関係の深い
「心(しん)に負担をかける原因になります。

 予防には飲む点滴のように働く生脈散(しょうみゃくさん)の顆粒
「麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)や瘀血を改善する
「冠元顆粒(かんげんかりゅう)
などの組み合わせがおすすめです。

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