【東海林先生の漢方メモ】
中から元気 中からキレイ ~ 女性のための漢方
二人目が出来ない?(第二子不妊) (平成20年10月16日掲載)


 「一人目はすんなり妊娠・出産したのに、二人目がなかなか出来ない」
そんな悩みを持った方が最近増えているようです。

 第二子の不妊症で相談に来られる方の多くは、第一子の妊娠や出産、授乳などの
子育てによる体力の消耗や、産後の養生が十分でなかったこと、などが原因として
挙げられます。
 出産は新たな命を生み出す一大事業ですから、体にかかる負担は相当なもの。
出産後も悪露(子宮や膣内に残っている血液や分泌物の塊)の排出、子宮復旧と続き、授乳、育児と母体にとっては負担の連続です。
 そのため、ホルモンの働きが乱れたり低下して、骨盤内の血流が悪くなると
「オ血(おけつ)」が停滞して、子宮の働きを低下させます。

 また、産後に体型を元に戻そうと十分な栄養を摂取せず、妊娠しにくい体質に
なってしまう方もいます。
 産後は次の妊娠に向けて非常に大切な時期。
漢方で消耗した体のエネルギー源である「気(き)」「血(けつ)」を補い、
早く元の体に戻すように養生しましょう。

 また、長い間夫婦生活をしていると、女性の子宮頚管粘液に抗精子抗体(こうせいしこうたい)<精子を敵と誤認して攻撃する抗体>が出来てしまい、その結果精子が子宮内に入れなくなるケースも考えられます。
 このような場合、中医学ではホルモンや免疫の調整機能を司る「腎(じん)」を補う
補腎薬や血行を良くする活血薬などを組み合わせて体質から改善します。


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