【東海林先生の漢方メモ】
中から元気 中からキレイ ~ 女性のための漢方
生理痛はないのがあたりまえ! (平成20年11月27日掲載)


 日本では、生理休暇という制度にも象徴されるように、
「生理はつらいもの」という共通認識が出来上がっているようです。
でも実は、生理痛はないのが当たり前。

 中医学では、女性の生理は「毎月、体中の余った血を子宮に集め妊娠の準備をし、
妊娠しなかったらこれらの血を流す」と考えられています。
この一連の血の流れに滞り「オ血(おけつ)」が生じると痛みが起こると考え、
血の流れがスムーズである限り、生理は決して面倒でも厄介でも、ましてや痛み
を伴うものでもありません。

 女性の一生の間におよそ350~450回訪れる生理は、いきいきと爽やかに
過ごせる期間であるべきです。
 中国では、初潮を迎える娘に母親が生理についての基礎知識や生活の知恵など
をきっちり教えます。
そのため、中国の女性は生理中のライフスタイルにも気を付けているせいか、
生理痛も少なく、鎮痛剤を使う習慣もないと聞きます。

 日本では生理痛に鎮痛剤を使うのが一般的ですが、鎮痛剤で生理痛が軽減され
ても、体の中の「オ血」が改善されたわけではありません。
 漢方では、個々の体質・症状に合わせて、「オ血」を改善して痛みをやわらげる
ので、体質改善にも役立ちます。

 また「冷え」は血の流れを悪くするので、生理中は特に「足腰やお腹を冷やさない」よう心掛け、「過労はしない」「生ものや冷たい物の飲食は避ける」「お酒は控える」などの養生も大切です。


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