【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
冷えは万病のもと    (平成21年1月22日掲載)


 毎日寒い日が続きますが、手足の「冷え」を感じている人も多いのではないで
しょうか? 特に女性は過半数以上が冷えに悩んでいるとも言われています。
冷え性はなかなか病気としては扱われず、当人も「寒いから手足が冷えるのは
当たり前」と考えがちのようです。
しかし「寒がり」と「冷え性」はまったく別のもの。
冷え性とは、血液を必要なところに送る自律神経が正常に働かず、血行不良( 血の
滞り=オ血<おけつ>)
になっている状態です。
中医学でいう「血(けつ)」は血液だけでなく、栄養や老廃物の流れも意味するもの。
冷えて「血」が体の隅々にいきわたらないと、子宮や卵巣が元気に働くことが
できません。
その結果、重い生理痛、子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣機能不全など婦人科疾患を
招くだけでなく、免疫力の低下、肩こり、各種の神経痛、腎炎、腎盂炎なども
引き起こします。
血行を良くするためには、「冷やさない」「疲れない」「怒らない」ことが大事。
体を冷やす飲食物は避け、服装も流行だからとおへそを出すようなファッションは
論外です。
お風呂にゆったりつかってお腹や腰を温めたり、適度な運動もよいでしょう。
生理中は特に「血」が必要な期間。 また「血」と共に「気(き)」というエネル
ギーも多く失うので、普段以上に冷えないように気をつけましょう。
日頃の生活改善と共に、漢方薬を上手に取り入れるのも効果的です。
「冷え」のタイプに合わせた処方をお選び致します。


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