【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
生理前の「プチうつ」にご用心   (平成21年2月19日掲載)


「生理前はどうもイライラして…」。これは女性なら多くの人が経験していること。
PMS(月経前症候群)といわれ、他には「胸が張る」「腹張して便秘する」「肌が
荒れる」「過食になる」などの症状があります。
しかも不快感・だるさを感じながらも、「生理前だから仕方ない」と真剣に治療を
考える人は少ないようですが、PMSは精神的に不安定になるだけでなく、生理痛
や生理不順、更年期障害など様々な症状の要因になりうることもあります。

日常生活に支障がある場合や、つらい状態が1年以上続いている場合は、何らかの
対処が必要です。
西洋医学では未解明であるこの生理前の不調は、なぜ起こるのでしょうか?

中医学では、生理前は妊娠に備え「気(き)・血(けつ)」のエネルギーが多く蓄え
られる時期で、その分「気」がつまって滞り易くなり、代謝が低下するためだと
考えます。
また、万物が芽吹く春は、1年の中で最も「気」が旺盛になる季節。PMSの症状
も大きく出やすいので、注意が必要です。
特に枕が変わると眠れないといった神経が細やかな人は影響を受けやすいようです。

こうした気の滞りを和らげてくれる代表的な処方が「星火逍遥丸(せいかしょうよう
がん)」
「開気丸(かいきがん)」
一般に漢方は効き目を実感するまで時間がかかると思われがちですが、「気」は変化しやすい性質があるので、即効的な効果が期待できます。
生理前に限らず、「何だか気がめいる」といったプチうつ状態にも効果的です。


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