【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
ストレス溜まる春 「五月病」 の原因にも・・・ (平成21年4月16日掲載)


入学や卒業、就職、引越し、退職ー今までの生活がガラリと変わりやすい春。
普段どおりの気持ちで過ごしているつもりでも、不安や緊張を感じる場面が多く、
知らず知らずのうちに「頑張って」しまいがち!
突然の頭痛や腹張・胃痛、イライラ感、食欲不振、吐き気、怒り易いなどは、
ストレスがたまってきた証拠です。
「健康診断では異常ないから」と思わず、体からの警告サイン(未病)を見逃さない
ことが大切です。

中医学では、五臓の中で「肝(かん)」が最も春の季節の影響を受けると考えて
います。
肝は「気(き)」のめぐりを司り「血(けつ)」を蓄えて、七情(しちじょう)[怒
・喜・思・憂・悲・恐・驚]を整える重要な役割を担うもの。
ストレスとも関係が深く、前述のストレス由来の症状は、肝の機能低下による
「気」の滞りによってもたらされると考えます。
さらに自然界の生物すべての気が旺盛になる春は、気の乱れが起き易く、環境の
変化などの外的要因も加わって、ストレスが最も溜まりやすい季節といえます。
いわゆる五月病が多く発症するのも、このためです。

対策としては、肝血を補い、気の流れを整えること。春野菜を多めに食し、
香りの強い柑橘類やハーブなどで、気の流れを改善しましょう。
漢方薬の中では、気の滞りを改善し、胃腸の働きを整え、血液を補う「星火逍遥丸
(せいかしょうようがん)」
などがお奨めです。
頑張り過ぎず、時にはリラックスするのが、春の養生法のポイントです。


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