【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ!~ 女性のための漢方
「ドライマウス」原因は体の潤い不足 (平成21年11月26日掲載)


 前回は「ドライアイ」について書きましたが、最近では口が渇く「ドライマウス」の方も増えてきているようです。日本では800万人の患者がいるという説もあります。

     ~~~ ドライマウスの原因はひと言で言えば「体の潤い不足」。~~~
 中医学では
「陰虚(いんきょ)」といい、体内の血液以外の必要な水分= 津液(しんえき)が不足している状態を指します。
 
津液不足の原因は、ストレスや寝不足、加齢、飲食の不摂生、腸の吸収力低下、発汗過多、薬物の副作用など様々です。
 ドライマウスの症状としては、口渇、口内のネバネバ感、唾液の分泌が減るので、口臭や虫歯、歯垢の要因にもなります。
 また、
津液は体の冷却水的な役割を担っているので、不足すると体内に熱がこもり、ほてり、のぼせ、口内炎、舌炎などの症状も引き起こします。
 しかし潤い不足といっても、
津液と水はイコールではないので、ただ水を飲むだけでは改善されません。

 対処法としては、ストレスを避け、睡眠を充分とり、潤いの多い食材をとる、などの生活面の養生法も大切ですが、
陰虚を改善する漢方薬の服用もお勧めです。 
 軽度のドライマウスであれば、体に元気と潤いを与えてくれる
「麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)」がいいでしょう。口内炎などの炎症症状が激しい場合は、清熱作用の「瀉火利湿顆粒(しゃかりしつかりゅう)」を併用するなど、個々の症状・体質に合わせて対応できるのが、漢方の利点です。

   ~~~ 内側から潤いあふれる体質づくりを心がけましょう。~~~


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