【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
体の中から治すドライスキン対策 (平成22年1月1日掲載)


 近頃は、秋も冬も曇りや雨の日が多く、さほど乾燥していないにもかかわらず、顔や手、カカトなどの「皮膚のカサカサ」や、お腹周り、足のスネなどの「皮膚のカユミ」などのドライスキンの相談も増えています。

 保湿クリームなどで直接肌をケアすることも大切ですが、中医学では表面だけでなく、体の内側から肌質を改善することが出来ます。
 ドライスキンの原因は皮膚を養う
「血(けつ)」「津液(しんえき)」の不足と考えるからです。 
血液が不足する
「血虚(けっきょ)」は、肌が荒れる要因の一つ。皮膚の栄養不足によって、皮膚表面の皮脂膜を作る力も弱まり、カサカサの敏感肌になるからで、アトピー肌(サメ肌)は、この血虚の代表的な皮膚症状です。
 
津液は、唾液や涙などの分泌液や、皮膚、筋肉、臓器の細胞や関節などすべてを潤している体液のこと。加齢や寝不足などによって津液不足が進むと「陰虚(いんきょ)」と呼ばれる状態になります。
 
陰虚の症状としては、皮膚の乾燥に加え、ドライアイ、ドライマウス、ほてり、のぼせなど。
特に夕方から夜間にかけて症状が悪化する傾向があります。
加齢とともにシワが増えるのも、体質が
陰虚に傾くからです。

 ドライスキンを改善するには、
「瑞花露(すいかろ)薬用保湿クリーム」などを外用して、壊れた皮脂膜に代わる保護膜を作りながら、血虚陰虚の体質を改善する「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)「八仙丸(はっせんがん)」など体の内側から皮膚を潤す漢方薬の内服が効果的です。


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