【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
ステロイドを止めたいアトピー患者へ (平成22年1月21日掲載)


 乾燥する冬は皮膚のかゆみを強く感じる季節。ついつい掻きむしりすぎて、逆にかゆみが止まらなくなる
方も多いのでは?
 漢方相談に寄せられる皮膚のトラブルで最も多いのが、「アトピー性皮膚炎」ですが、アトピーの原因は様々で非常に複雑です。 「病気は全身機能のバランスが崩れること」と考える中医学では、患部が皮膚であっても治療の目的は体質の改善になります。
 
 一方西洋医学では、治療を皮膚に対して行うのが一般的です。
 そこで、重宝されてきたのが「ステロイド」です。ステロイドは一時的には劇的効果が期待できますが、長期間使い続けるとステロイド依存性皮膚症を合併する「成人型アトピー性皮膚炎」に陥る危険性もある諸刃の剣です。こうなると、皮膚は正常に機能しなくなり、外用ステロイド無しには過ごせなくなります。
 
 近畿中央病院の佐藤健二先生は、脱ステロイドを提唱する第一人者。「ステロイドを止め、つらい時期を乗り越えれば、皮膚は本来の力を取り戻し、よりよい状態になる」と言っています。
 しかし急に止めるとリバウンドを起こすので、ステロイドからの離脱は至難の業。

 そこで、漢方の力を借りるのも1つの方法です。
個々の体質とアトピーの病程に合わせ、①
「熱と湿」を取る ②「血」を補い潤いを増やす ③消化器系や五臓のバランスを整える、などの内側のケアで離脱の苦痛を和らげることが出来ます。


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