【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
私って・・・静電気体質? (平成22年2月18日掲載)

 
 乾燥するこの季節、ドアノブに触れた瞬間「バチッ」っと電気ショックを受けた経験はありますよね。
物が動 くと摩擦によって発生する静電気は、だれにでも起こる現象です。
しかし、程度にはかなり個人差があるようで 、先日も冷え性の相談で来られた女性が、深刻に悩んでいました。
 ではなぜ、個人差は生まれるのでしょうか?
静電気の発生は湿度と密接な関係があります。湿度が高いと空気中に放電されますが、乾燥すると自然放電しにくいので、冬場は発生し易くなります。 
 静電気体質の傾向として、①肩こり、腰痛、冷え性がある ②睡眠時間が少ない ③食生活の乱れ ④ストレス過多 ⑤血液の酸性化 など諸説がありますが、総じて自然放電しにくい体質と言えます。

 このような体質を中医学的に考察すると
「血虚(けっきょ)」(血液の不足で代謝が悪く汗も出ない)や「陰虚 (いんきょ)」(体に必要な潤いが足りない)の体質と捉えることが出来ます。

 最近増えている、ドライアイやドライマウスなどの「ドライシンドローム」
血虚陰虚の症状の一つ。
対処法としては、ストレスを避け、睡眠を十分にとり、潤いを増やす食材を摂りましょう。
 
血虚には「婦宝当帰膠( ふほうとうきこう)」などの補血薬、陰虚には「八仙丸(はっせんがん)」などの補陰薬を組み合わせて、体の中から潤す漢方も効果的です。
もちろん、静電気体質だけでなく、肩こり、冷え性などの体の不調も一緒に改善 しましょう。

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