【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
心が晴れる !? 春の漢方処方  (平成23年 4月 14日掲載)


 暗いニュースが続く中、「気持ちの落ち込み」「心配・不安感」「不眠」などで相談に見える
方が増えています。「気持ちまで漢方で改善できるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょ
うが、実はできるんです。 
 中医学では、
「気(き)」のめぐりを調整し、「血(けつ)」を貯蔵する「肝(かん)」の働き
と、血液を送り出す
「心(しん)」の不調が精神活動に重要な役割を担っていると考えられてい
ます。
 特に春は環境の変化等の外的要因が加わってストレスが溜まりやすく、気の乱れから心と体の
バランスが崩れやすくなります。
 また、
「肝」の貯蔵している血液が不足したり、「心」の送り出す血液が不足すると、目が疲
れやすく、ビクビクしたり緊張しやすくなり、眠りが浅くなったりします。

 今年は大震災の影響で我慢する生活や度重なる不安が続いているため、さらに拍車がかかって
いるように思えます。 

 突然の頭痛や腹張、胃痛、イライラ感、食欲不振、吐き気などの不調はストレスが溜まってき
た証拠です。
 本人はストレスと感じていなくても我慢することは全てストレスとなります。
「頑張りすぎないこと」が落ち込みやイライラから解放されるコツですよ。
ゆったりとお風呂に入ってリラックスしたり、散歩などの気分転換を図ることでも気の流れは
改善できます。
 漢方薬の中では気の滞りを改善し、胃腸の働きを整え血液を補う「逍遥丸(しょうようがん)」などがお勧めです。


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