【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
「手足口病」大流行 中医学で対策を! (平成23年 8月 25日掲載)


 今年の夏は気温の変化が激しく湿度も高く、体にとって過酷な夏といえます。
例年湿度の高い夏季に様々な感染症が流行しますが、今夏は西日本を中心に「手足口病」が大流行して関東にも拡大しています。
 手足口病は口の中や手足などに汗疹(あせも)に似た水疱性の発疹が出るウイルス感染症です。
乳児や幼児によくみられる疾患ですが、成人でも感染します。
 軽度の発熱や咽頭痛、胃腸症状を伴うこともあり、まれに髄膜炎や脳炎などの合併症を引き起こすことがあるので、注意が必要です。
 西洋医学的には、予防接種も予防薬もなく、発症しても特効薬はなく、特別な治療方法もありません。

 ウイルスを
「邪毒(じゃどく)」と認識する中医学では、患者の皮膚症状から「熱毒(ねつどく)、湿熱(しつねつ)、血熱(けつねつ)」のタイプを読み取り「清熱解毒(せいねつげどく)」
「利湿涼血(りしつりょうけつ)」
などの治療法則で予防・治療に役立てることが出来ます。

「麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)」「板藍根(ばんらんこん)」
「五行草(ごぎょうそう)」などで体内への邪気の侵入を防ぐことが予防につながり、熱中症予防や心肺機能強化にも役立ちます。
五行草は食用にも供される「スベリヒユ」の全草で安全な生薬です。皮膚の赤み、水疱などが現れたら、感染予防のためにも板藍根、五行草などで早めに対応しましょう。

 スキンケアも大切です。紫根(しこん) などの生薬が入った
「瑞花露(すいかろ)薬用ローション」は、ほてりを押さえ皮膚を保護する優れもの。
赤ちゃんのおむつかぶれやあせもにも有効です。


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