【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
血液と血管のトラブルのもと「瘀血」のタイプ①  (平成24年 1月 26日掲載)


 体を動かす燃料である「血液」は、健康を保つために重要な役割を担っています。きれいな血液が全身をくまなく巡ることで、私たちは日々健やかに過ごすことができるのですが、血液が汚れたり、毛細血管が老化し、流れが滞ると様々な病気のもととなります。

 中医学ではこの「血の流れが悪くなった状態」を
「瘀血(おけつ)」、治療法を「活血化瘀(かっけつかお)」と言い、瘀血を除去する活血化瘀の薬が沢山あります。
 瘀血の原因は元々の体質、生活習慣、食事など要因も様々ですが、大きく6つのタイプに分かれます。
 寒さが厳しさを増す冬は「寒がり」の方には特につらい季節。血管は冷えるだけでも縮こまってしまい、瘀血が停滞するのが
「陽虚(ようきょ)」タイプです。
 症状は、冷え・寒がりのほか、倦怠感・むくみ・夜間多尿などで加齢によっても起こります。

 健康な人の血液の流れは勢いよく流れる清流に例えられます。
 川が正常に流れるためには、水がきれいで勢いがあり、水量も川幅も十分にあるという条件が
必要です。
 陽虚タイプの方は、この川の水が凍結した状態にあたります。体が冷えて血の巡りが悪くなり、さらに冷えるといった悪循環に陥っています。
 このタイプの方は、ゆっくり入浴する、生姜やニラなど体を温める食物を意識して摂るなど体を冷やさない習慣を心がけましょう。
 活血化瘀の薬「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」と体を温める
「参茸補血丸(さんじょうほけつがん)」などの補陽薬が有効です。


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