【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
ストレスで血も滞る「瘀血」のタイプ③  (平成24年 3月 15日掲載)


 きれいな血液が全身をくまなく巡ることで、私たちは日々を健やかに過ごすことができます。
体の隅々まで血液を行き渡らせるために、不可欠なのが
「気(き)・血(けつ)」の流れです。

 中医学でいう
「気」とは、簡単にいうと「体を動かすエネルギー」。
体のすみずみまで滞りなく巡っているのが通常の状態ですが、ストレスや不満・不安を溜め込んで
いると滞ってしまいます。この状態は
「気滞(きたい)」と呼ばれ、「瘀血(おけつ)」(血の流れが悪くなった状態 )のタイプの一つです。
 健康な人の血液の流れを清流に例えると、
気滞タイプの瘀血は、部分的に川幅が狭くなって
うまく流れない状態。つまり、緊張やストレスで血管が収縮し、血液が流れにくくなっているの
です。
そのため、緊張性の頭痛、胸・腹部の張り・痛み、イライラや情緒不安定などの症状が現れます。
 女性の場合、月経前に最も症状が出やすくなります。

 特に春は
が乱れやすい季節なので、注意が必要。進学や就職など環境の変化も加わり、気血
の巡りが悪くなります。「春になるとなぜか頭痛や腹痛を起こす」という人も多いのでは?

 このタイプの方は「頑張りすぎないこと」が大切。セロリなどの香味野菜や酸味の果物は気を巡らせる効果があります。
 漢方では
活血化瘀薬(かっけつかおやく)「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」の滞りを
改善し、胃腸の働きを整える「逍遥丸(しょうようがん)」「開気丸(かいきがん)」などの

理気薬(りきやく)
がおすすめです。


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