【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
元気不足でも血は滞る「瘀血」のタイプ④  (平成24年 4月 19日掲載)


 思考力低下やモノ忘れ、シミ、肩こり、シビレ、頭痛、筋肉痛、めまい動悸なども血液の流れ
と関係しているのは、ご存知ですか? 
 人間の体は血液が運ぶ酸素や栄養によって、生き生きと保たれています。
内臓や脳の働きに不可欠な血流が悪くなると、前述のような様々な不調を引き起こすのです。

 この状態を中医学では
「瘀血(おけつ)」といいます。
前回は血液を体の隅々まで運ぶ
「気(き)」が滞る瘀血タイプを紹介しました。今回は、「気」が足りない「気虚(ききょ)タイプ」について話します。

 このタイプには「疲れやすい」「食べると眠くなる」「息切れ」「風邪を引きやすい」「汗をかきやすい」などの症状が見られます。
 血液を巡らせる
「気」のパワーが不足しているため心臓のポンプ作用も低下し、「血」が体中
に行き渡らないのです。清流に例えると、水流に勢いがなくなり淀んだ状態といえます。

 
「気虚」の体質を改善するために必要なのは「気」を蓄えること。
特別なことをするのではなく、日常生活を変えるだけで改善できます。
 例えば十分な睡眠をとること。無駄に
「気」を使わないこと。「気」を生み出す適度な運動も
大切。生ものや冷たい食物は避け、
「気」を生成する胃腸をいたわる食生活を心がけましょう。

 漢方の力を借りるとさらに効果を実感できるはず。
「気」を養う補気薬(ほきやく)「麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)」「補中益気丸(ほちゅうえっきがん)」などと活血化瘀薬(かっけつおやく)「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」がおすすめです。


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