【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
原因不明の「繊維筋痛症」中医学で対応  (平成24年 7月 19日掲載)


 「繊維筋痛症(せんいきんつうしょう)」という病名をご存知ですか?全身あるいは部分的な痛みやしび
れ、こわばりが主な症状で痛みは軽度から激痛になることもあります。
その他に倦怠感・疲労感・睡眠障害・自律神経失調・頭痛・ドライアイ等を伴う場合も!
 患者数は現在日本の人口の1・66%、約200万人と公表され、リウマチ患者60万人の約3倍以上と言
われています。
 死に至る病ではありませんが、重症化すると軽い刺激でも激痛が走り、自力での生活は困難です。
血液やレントゲン、筋肉の酵素、CT、MRIなどの検査をしても異常が出ないのが特徴で、診断が出るまで
数か所の医療機関を何年にもわたって回り続けた患者さんも少なくありません。

 西洋医学では未だ治療法が確立されていませんが、中医学を応用すると解決の糸口が見えてきます。
 痛みやしびれ、こわばりといった線維筋痛症の症状は、中医学の専門用語で
「痺証(ひしょう)」に該当し
ます。
 「痺(ひ) 」とは塞がって通じない事。
「不通即痛=通じざれば即ち痛む」という考え方で、痺証の症状は
「気(き)・血(けつ)・水(すい)」
の滞りによるものと捉え滞る原因を探ります。

 例えば血の滞り(
瘀血<おけつ>)による痛みならば、漢方薬の活血化瘀薬(かっけつかおやく)「冠元顆
粒(かんげんかりゅう)」
などを中心に瘀血のタイプに合わせた総合療法で薬を選びます。
 医療機関を何件も回って来た方が改善した例は数々あります。
 諦める前にぜひ一度ご相談を!



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