【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
病院から帰宅途中に心筋梗塞  (平成24年 8月 23日掲載)


 実際にあった話ですが、ある夏の暑い日、高齢の女性が病院から歩いて帰る途中、心筋梗塞を
起こしました。この女性は検査のために前夜から絶食していた上、検査後もすぐに飲食物を取り
ませんでした。
 水分を取らずに大量の汗をかき、脱水状態になったことが、心筋梗塞を引き起こしたのです。

 元来水分が不足がちの高齢者の場合、夏の炎天下では水分はどんどん消耗され、脱水状態に陥
りやすいといわれています。
 脱水状態では血液中の水分も減少し、血液は濃縮されてドロドロにこれも、いわゆる
「瘀血(おけつ)」の状態です。
 体の隅々にまで行き渡るべき赤血球や白血球が動けなくなり、血管に付着して血栓となってしまいます。夏に心筋梗塞や脳梗塞が多発するのはこのためです。
 予防にはこまめな水分補給が大切ですが、ただ水分を摂っても、体質によってはきちんと体内
に取り込めない人もいます。

 しかし、中医学の力を借りれば、心臓や血管のケアともいえる
「瘀血」の対策に加えて、日頃
から適度な水分量を保持するためのサポートも可能です。
 飲食物を体内に取り込む
「脾」の機能を高める「健脾薬(けんぴやく)」や心臓や身体全体に元気と潤いを補って体力気力をアップする「麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)」と、血液の滞り(瘀血)を改善させる「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」の組み合わせは特におすすめ。
 夏バテや熱中症の予防にもなります。


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