【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
厳しい残暑でも質の良い睡眠を  (平成24年 9月 20日掲載)


 今年の夏も全国各地で35度を超える猛暑日が続きました。9月に入っても厳しい残暑が続き、
蒸し暑い夜に寝苦しさを訴える方が多くみられます。
 睡眠不足は疲労の蓄積をまねき、熱中症や体調不良を起こしやすくします。ではどうすれば、
質の高い眠りを得ることができるのでしょうか?
 中医学では、よく眠れない状態を、暑さと発汗によって
「気(き)」「陰(いん)」(津液<しん
えき>)が消耗しているからと考えます。
 また、心身のストレスによっても
気・血(けつ)・陰は消耗します。特に厳しい残暑は身体的な
ストレスを増長させるため、この季節「寝た気がしない」「疲れがとれない」などの症状が多く
なるのです。
 体内をうるおす
津液には、体の熱を下げる「冷却水」の役割があります。
 津液不足では体内がオーバーヒートを起こして脳の温度が下がらず、副腎皮質ホルモンの過剰分泌が引き起こされます。 このホルモンにはストレスから人間を守るために脳と体を緊張させる特徴があります。
 そのため、過剰に分泌された状態では心身のリラックスはもちろん、深くて質の良い睡眠を得ることはできません。
 身体の疲労や消耗が激しい方には、残暑で消耗した
気・陰を補う「麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)」がお役に立ちます。
 精神的な不調を感じている方の睡眠改善には
「天王補心丹(てんのうほしんたん)」などもおすすめです。


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