【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
春には春の不妊治療  (平成25年 3月 21日掲載)


 桜のつぼみが膨らみ始め、春の足音が本格的に聞こえてきました。万物の生命活動が活発になる春は、人間にとっても妊娠に適した季節です。
 しかし環境の変化など外的ストレスも多いため、
「気(き)」が乱れやすく、心と体のバランスを崩しがちな季節でもあります。
 気は
「血(けつ)」と供に栄養物を体中に行き渡らせる働きを持ちます。月経前にイライラや胸の張りを感じる方は、「気」が滞りやすい傾向があるので特に注意が必要です。

 また、春は五臓では
「肝(かん)」の季節でもあります。
 肝は、気の流れを調整し、血液を貯蔵する大事な役割があり、体内の血液量の調節も行っています。睡眠中や休息時に肝に貯蔵された血液は、活動時に必要な器官へ送り出されて行きますが、この働きが停滞すると血液が子宮に廻らず、ホルモンバランスが乱れて生理不順や、肩こり、不眠などを引き起こします。
 妊娠しやすい体を作るためには、気の流れを整えて、
肝血(かんけつ)を養い、子宮に十分な気・血を廻らせて、子宮内膜を“豊かに実らせる畑?”に変えていきましょう。

 漢方では、血を補う
「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」や、気の滞りを改善する「逍遥丸(しょうようがん)」などがおすすめです。
 こうした体質づくりに加え、女性の生理周期に合わせた
「周期療法」を取り入れるとさらに効果的!
 婦人科で治療中の方も、併用をおすすめ致します。


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