【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
漢方で出産率もUP  (平成25年 4月 18日掲載)



 先日、厚生労働省が不妊治療の公費助成について対象年齢に上限を設けることを検討し始めたというニュースがありました。
 せっかく妊娠をしても出産にまで至らないケースは30代後半から急激に増加します。
 日本産科婦人科学会2010年データによると、不妊治療で妊娠した40歳の約35%が、45歳の約65%が流産しているといいます。

 妊娠のきっかけづくりは、西洋医学の人工授精や体外受精といったすばらしい技術がありますが、数字が示すように、30代後半からは流産しにくい母体作りも大切。
 少ないチャンスを確実に生かし、無事に丈夫な赤ちゃんを出産するためにも、漢方で“よい作物が実る畑”に母体を変えていく事をお勧めします。

 30代後半の流産で多いのが、生殖器系・ホルモン系を司る
「腎(じん)」の機能が低下した「腎虚(じんきょ)タイプ」。元々経血量も少なく、腰のだるさなどを伴うのが特徴。
 腎の機能を高める「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」
「参茸補血丸(さんじょうほけつがん)」は妊娠中も服用いただけます。

 また胎児に十分な栄養を十月十日(とつきとおか)にわたり与え続けるために
「気(き)」「血(けつ)」を養うことも重要です。
 顔色が悪く疲れやすい、胃腸が弱いなどの症状がある人は気血が不足しています。
「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」
などで気血を補い、妊娠ストレスのある方は
「逍遥丸(しょうようがん)」などで気の流れも改善し、生理機能を整える漢方薬は、病院の治療との併用も有効です。

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