【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
頭痛はタイプ別に対応  (平成26年2月 20日掲載)


 日本人の3人に1人は「頭痛持ち」だそうです。先日、ニュース番組で紹介された頭痛専門のクリニックには、遠方から始発の新幹線で通う患者さんもいました。
 それほど頭痛は悩ましいものですが「我慢する」「鎮痛剤を飲む」方が大多数を占めるのでは?
 西洋医学では片頭痛、緊張性頭痛、群発性頭痛などと分類はされていますが、ほとんど原因究明がされていません。
 治療は、痛み=炎症・血管拡張ととらえ消炎鎮痛剤や血管収縮剤を使った対症療法が基本です。

 一方、中医学では「通じざれば即ち痛む」( 気(き) ・血(けつ)の滞り)「養なわざれば即ち痛む」
気・血の不足)という基本理念で痛みの原因を考え治療を行います。
 頭痛の病因は、まず外感(がいかん)内傷(ないしょう)に分けられます。外感頭痛とは、多くは生活の不摂生で、風(ふう)・寒(かん)・湿(しつ)・熱(ねつ)などの「外邪(がいじゃ)」を感受することによって引き起こされます。
 体を冷した時や、風邪の初期の頭痛がこれです。
 内傷頭痛とは、主に肝(かん)・脾(ひ) ・腎(じん)の三臟のどこかの機能失調によるもので、ストレスや緊張興奮、胃腸虚弱、暴飲暴食による痰飲(たんいん)の停滞、加齢老化、生活習慣病による瘀血(おけつ)などによっても頭痛は起こります。

 当店では、個々の頭痛のタイプに合わせた漢方薬を選び、養生法もご指導いたします。経験がないほど酷い頭痛は、深刻な病気も考えられるので、早めに病院の受診をお勧めします。


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