【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
四十肩・五十肩 「年のせい」とあきらめないで  (平成26年 3月 20日掲載)


 「いつも肩が重い」「服を脱ぐときに、肩があがらず痛い」――慢性化した肩凝りや痛みの症状に悩んだ末、病院で「五十肩ですね、原因は老化です」と言われ「年のせいだから仕方ない」とあきらめている方はいませんか?

 そもそもなぜ、四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)が起こるのでしょうか?
 西洋医学では原因は解明されていませんが、一種の老化現象ととらえています。最初は激しい痛みやしびれが突然現れ、安静時にも強い痛みが起こります。
 その痛みは1カ月から半年程度で和らぎますが、腕をあげることが辛くなり、動かさないために肩の関節はしだいに固まって動かせる範囲が狭まっていきます。
 肩の柔軟な動きを支えているのは、肩関節の周りを支える筋肉やじん帯(筋)です。

 中医学では、加齢とともに筋肉や筋、骨に通じる血管が衰え、血液の栄養が廻りにくくなり
(=不栄則痛)、潤いや柔軟性が失われ「瘀血(おけつ)」が停滞して痛みが起こると考えます(=不通則痛)。
 老化に伴い、筋肉・筋・骨を養う「肝血(かんけつ)・腎精(じんせい)」が不足するのは自然の摂理です。
 ですが逆を言えば、肝血・腎精を補うことができれば、改善が期待できます。
 そのためには、補肝腎の漢方薬と瘀血を改善する活血通絡(かっけつつうらく)の漢方薬は有効
です。
 もちろん肩の痛みの原因は、一つではありません。当店では痛みのタイプ別に漢方をお選びいたします。



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