【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
台風や低気圧で悪化する痛み!  (平成26年 10月 23日掲載)

 近年、温暖化の影響か台風も大型化しやすく想定外の竜巻や豪雨被害が出るなど、過去の常識が通用しない天候になりつつあります。
 秋は本来気温が下がり乾燥してくる季節なのに、台風や低気圧が呼び込んだ湿気や熱風のせいで、蒸し暑くなったり、急に肌寒くなると、自律神経が対応出来なくなるため、高齢者や神経痛・リウマチなどの持病のある方に影響しないはずがありません。

 中医学では病気を起こす天候などの外因〈外邪(がいじゃ)〉「六淫(ろくいん)」と呼び
ます。
 様々な痛みを引き起こす「風邪(ふうじゃ)」「寒邪(かんじゃ)」「湿邪(しつじゃ)」「熱邪(ねつじゃ)」もこの六淫の一つです。

 外邪による痛みは比較的急性で、単体の場合もありますが、大半は複数が連動して起こります。風に当たる、雨にぬれる、急激な気候と気温の変化などの影響で風寒湿の邪気が体に入り込み経絡(けいらく)にとどまると、気血(きけつ) の流れが滞り、こわばり・痛みなどの症状が現れます。

 風邪の影響が強い場合、痛む場所が移動する、発熱悪寒を伴うなどの特徴があります。寒邪の場合は、痛む箇所は固定的で激しく痛み、温めると楽になることが多いです。また、頭や手足の関節が重だるく痛む、時には水が溜まるなどの症状は、湿邪の影響が強いと考えます。
 漢方を処方する時は、これらの外邪の特徴を考慮して、外邪のタイプ別にお選びいたします。

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