【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
糖尿病 本当に怖いのはAGE  (平成26年 12月 18日掲載)

 メタボリックシンドロームの危険性が指摘され、脂肪代謝や血糖を下げる機能性食品が多数市場に出回っている昨今。国をあげて糖尿病患者とその予備軍を減らそうと「血糖値を下げる」ことに躍起になっています。
 タンパク質と糖が加熱されてできた物質のことをAGE(終末糖化産物)といいます。強い毒性を持ち、老化を進める原因物質とされ、肌や内臓・血管・目などに蓄積され全身の健康に影響を及ぼします。
 AGEは食物から摂取される物と体内で作られる物があります。血糖が高い糖尿病体質で問題となるのが後者です。体を構成するタンパク質がAGEに変質すると、元の状態に戻らなくなり合併症が進行します。
 ところがAGEは種類も多く、簡単に検査出来ないため、その前段階で血液中のヘモグロビンに糖が結合したHbA1Cという中間糖化生成物を指標にして、それを減らす治療が盛んに行われているわけです。
 しかし、実際には厚生労働省が行う調査で、糖尿病及びその予備軍の患者数は年々増える一方で、合併症の進行も防げていません。

 一方、中医学的に見れば、糖尿病の病態は明らかに「瘀血(おけつ)」による「血管病」。
血管の老化や毛細血管の詰まりを防ぐことが、糖尿病の合併症を予防する第一歩です。漢方では「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」をはじめ、瘀血のタイプに合わせた数々の総合療法で血管力を強化しましょう。

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