【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
糖尿病 合併症予防は「血管力」  (平成27年 1月 22日掲載)

 糖尿病は「血糖値が高い」から恐ろしいのではありません。症状が進むと合併症で多臓器不全
(細胞の老化)を起こすことが問題です。しかも現時点では進行した合併症を治す(元の状態に戻す)ことはできません。
 合併症の原因は①血管の詰まり②毛細血管の詰まり③細胞の老化。糖尿病の本質は「血管病」なのです。
 人間の血管をすべて繋ぎ合わせると地球を2周半するといわれています。しかし、その約9割は個々の細胞に血液を送る微小循環です(木に例えれば小枝の先に付いた葉の葉脈に相当)。
画像診断で見ることが出来る太い血管はわずか1割にすぎません。

 西洋医学でも血液をサラサラにして動脈硬化を防ぐ治療が行われていますが、注目しているのは1割程度の血管だけです。微小循環が滞ると1個1個の細胞に酸素や栄養が行き渡らず、腎不全、失明といった多臓器不全を招きます。

 中医学では、合併症の原因となる大小の血管の滞った血液も
「瘀血(おけつ) 」と考えます。瘀血の原因は様々で、全身のいたる所に表れる瘀血症状をもとに、個々の体質に合わせた活血化瘀法(かっけつかおほう)が有効です。
血糖コントロール中心の西洋医学とは根本的に異なります。

 糖尿病の合併症が心配な方は、
瘀血の総合療法で血管力を強化しましょう。漢方には「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」をはじめ、瘀血を改善する「活血化瘀薬(かっけつかおやく)」が数多くあります。

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