【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
バルトリン腺炎 お悩みの方へ  (平成27年 3月 19日掲載)


 バルトリン腺とは、膣の内側の入口後方に位置する左右一対の腺で、性行為を滑らかにする液を分泌しています。
 この腺に大腸菌・ブドウ球菌・溶連菌などが感染して炎症を起こしたのがバルトリン腺炎です。 急性期には開口部が赤く腫れ、痛みが現れ、膿が溜まると圧痛のあるバルトリン腺膿瘍になります。また最初から急性期がないまま、小指から親指頭大の嚢胞が出来ることもあります。
 この病気は外陰部の病気の中で最も多く見られるもので、治療後も一旦消失した膿瘍・嚢胞が再発するケースも多く、発症部位が陰部だけに、誰にも相談出来ずに悩んでいる女性が多いと聞きます。
 西洋医学の治療法としては抗生剤などを使いながら穿刺、切開、摘出術などの外科的処置が主流です。
 しかし、漢方相談される方の多くは、婦人科で治療を受けたが「繰り返し発症し痛むので歩くのも辛い」「抜いたばかりなのにまた腫れてきている」「次に腫れたら手術です!と言われ恐い」「しこりが残って治らない」などのお悩みが多く、漢方薬を併用されて満足される方が多いです。

 中医学では、腫れ痛みの激しい急性期には、
湿熱(しつねつ)・熱毒(ねつどく)を除く清熱解毒薬(せいねつげどくやく)を中心に、慢性期には気血(きけつ)不足を補い再発しにくい体作りをめざします。
 相談は問診が主で患部は診察しませんのでご安心下さい。



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