【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
誰にでもある「健忘症」  (平成27年 7月 16日掲載)

「名前がすぐに出てこない」「すぐ忘れてしまう」――近年、高齢者だけでなく若い世代にも
健忘症(もの忘れ)の人が増えているといいます。
 健忘症とは認知症とは異なり、一時的な記憶障害のこと。「集中力がない」「考えがまとまら
ない」「頭がボーッとする」などの症状も見られます。時に不眠や不安感が現れる方も多いよう
です。
 中医学では、
血(けつ)を全身に巡らせる働きの「心(しん)」と、気血(きけつ)を生成する
脾(ひ)」の機能が低下し、気血のエネルギーが脳に送れなくなることで起こると考えられて
います。
 健忘症のタイプとしては「老化による
腎虚(じんきょ)」「イライラしやすい肝鬱気滞(かん
うつきたい)
」「体コリコリ瘀血(おけつ)」「めまいや頭が重い淡湿(たんしつ)」などがあり
ます。
 こうした原因で「
心脾気血両虚(しんぴきけつりょうきょ)」になり、物忘れをしてしまうの
です。
 
気血は食物から生まれます。気血は心臓に運ばれ血脈(けつみゃく)を生みます。ですから、
脾胃(ひい)の機能を高め、心血を養い、精神・意思・思考を安定させる事が必要です。
 脳の酷使やストレスをためないことが大切ですが、現代社会では、ストレス=我慢することを避けた生活は困難。

 そこで漢方の出番です。
心・脾の両方を補う「心脾顆粒(しんぴかりゅう)」が有効です。
 日頃から疲れると食欲がなくなり精神不安になりやすい方、学習・記憶能力の低下や「物忘れ」が気になる方、認知症の初期症状の予防・治療にもお勧めです。



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