【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
アトピー冬場の対処法は?  (平成27年 11月 19日掲載)

 乾燥で肌のバリア機能が低下し敏感になる冬は、アトピー性皮膚炎の方にとっては、辛い季節といえそうです。しかし、アトピーの症状は人により様々。冬場に悪化する方もいれば、落ち着く方もいます。
 冬場に悪化するのは、赤みは少ないがゴワゴワ・カサカサのドライスキンが激しい
「血虚風燥
(けっきょふうそう)」
タイプ。
外側からのスキンケアは当然ですが、
養血潤膚(ようけつじゅんふ)作用のある漢方薬で、内側から血(けつ)を補って皮膚を養い、潤いのある肌を作ることによって痒みを抑えます。

 梅雨時から夏場の汗ばむ季節に悪化する赤味の激しい
「湿熱血熱(しつねつけつねつ)」タイプの方は、湿度が下がるこれからの季節が肌質改善のチャンスです。
目標は「正常に汗が出て皮脂が分泌出来る皮膚」。つまり体温の冷却機能とバリア機能の回復です。
そのためには、炎症が落ち着いている間に、漢方で内と外の両側から、皮膚の再生を助け皮膚の機能を正常に戻す必要があります。

 中医学では「皮膚は内臓の鏡」と考えます。外側の状態に一喜一憂するのではなく、内臓との関係や個々の体質、生活習慣を考慮し体の中から皮膚を修復することが大切。
アトピーは症状が落ち着いたように見えても簡単に再発します。
定期的・長期的にケアを続け、「モチモチ、うるうる肌」を目指しましょう。
漢方を上手に使ったステロイド離脱法もあるので、お悩みの方は一度ご相談下さい。


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