【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
扶正袪邪で花粉症対策  (平成28年 1月 21日掲載)

 平年より気温が高めの今年は、スギ花粉の飛散開始も早く2月上旬と予想されています。
早くも「何となく鼻がムズムズする…」という人もいらっしゃるようです。

 中医学の
「扶正袪邪(ふせいきょじゃ)」の考え方は、花粉症にも当てはまります。花粉が飛散する前の1月は、まさに「扶正」<= 正気(せいき)を養うこと>の時期。
 年末年始に疲れた体や胃腸を整え、寝不足を解消して、
正気<気(き)・血(けつ)・津液(しん
えき)>
を充実させれば、カゼやインフルエンザにかかりにくいだけでなく、花粉症の予防や症状
を軽く抑えることができます。
 花粉症の人だけでなく、予防したい人にも
「衛気(えき)」(体表を守るバリアのような)や
「血」(栄養や潤いを全身に届ける血液)の不足を補う漢方が有効。

 衛気不足には
「衛益顆粒(えいえきかりゅう)」、血不足には「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」など、タイプに合わせて発症前から未病先防(みびょうせんぼう)できるのが漢方のイイ
ところ。
 花粉は
外邪(がいじゃ)と考え、花粉が飛散して症状が出てしまったら「袪邪」(=病気をもた
らす
邪気を取り除くこと)の漢方で症状を和らげることも出来ます。
 寒さの残る花粉シーズン当初は「透明で薄い鼻水がでる」
風寒(ふうかん)タイプ、暖かくなる
と「目の痒み充血・鼻づまりなど」の
風熱(ふうねつ)タイプなど、症状によってタイプを見極め、
漢方を選びます。
「扶正袪邪」は、花粉症だけでなく、様々な症状にも応用が出来ます。


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