【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
がまんしないで!不快な「めまい」2 (平成28年5月19日掲載)

 「めまい」の症状は、多くの方が経験する身近な不調です。重大な病気ではないからと軽視しがちですが、中には病気が隠れているケースもあるので、症状をくり返す方は医師の診察を受けることも大切です。
診察を受けても原因がはっきりしない方は、中医学の総合療法で積極的に体質を改善し、不快な症状を予防・改善しましょう。

中医学では、めまいの種類は「ぐるぐる」「くらっ」「ふわふわ」の3タイプに大きく分けて考えます。
湿度が上がるこれからの季節に悪化しやすいのが、「ぐるぐるの
痰湿(たんしつ)タイプ」。湿気は「脾胃(ひい)<消化器系>」の働きを低下させるので水分の吸収が悪くなり「痰湿」が溜まると、舌に歯形が付き、吐気や耳の閉塞感を伴うめまいを起こします。

高齢者や虚弱体質、
血虚(けっきょ)の方に多いのは、加齢や隠れ貧血などで気(き)が消耗した「くらっとする虚弱タイプ」のめまいです。血液や潤いが全身に十分行き渡らず、立ちくらみのようなめまいを起こします。生命エネルギーを蓄える「腎(じん)」気血を生み出す「脾(ひ)」、全身に栄養を巡らす「血(けつ)」をしっかり養うことが大切。

体が「ふわふわする
肝鬱(かんうつ)・瘀血(おけつ)タイプ」のめまいは、ストレスによる「肝の不調」や血行が滞る「瘀血」が主な原因です。
中医学では根本的な原因を改善することで、めまいを繰り返さない体作りを目指します。



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