【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
小さな子宮筋腫も積極的に「未病先防」! (平成29年2月16日掲載)

 成人女性の4~5人に1人はあると言われる子宮筋腫。症状は出来る部位(筋層内・漿膜下・
粘膜下)によって異なり、重くなると経血過多や激しい生理痛などに悩まされることも!
 ほとんどは良性の腫瘍だが原因は解明されていないため、婦人科では程度により切除手術をす
る、ホルモン療法で一時的に小さくする、それ以外は「放置して経過観察」するのが普通です。
いずれにしても、子宮筋腫は不妊や流産などの原因にもなるので早めに対処することはとても大切です。
 中医学では子宮筋腫などの「しこり」の症状は、血の巡りが滞る
「瘀血(おけつ)」が主な原因と考えます。長期間にわたり血の流れが停滞することで筋腫ができやすくなるのです。

 
瘀血を招く要因は「気血(きけつ)不足」「冷え」「気滞(きたい)」など人により様ざま。
例えば、疲れやすい人は、食事や睡眠をしっかりとり、
を養う。
 冷え症で血行が悪い人は、温性の食材で体を温め、ゆっくりと入浴し、下半身を冷やさない服装を心がける。
 ストレスを溜め込みやすい人は、深呼吸や香りのよい食べ物でリラックスするなどの日頃の養生も大切。

 中医学の「
瘀血の総合療法」はとても効果的で、筋腫ができやすい体質を根本から改善し、再発を防いだり、成長を抑えることが期待できます。
 妊活中で子宮筋腫がある方も、漢方の併用をおすすめします。


漢方メモ バックナンバー一覧へ戻る >>


開気堂薬局 神奈川県横浜市金沢区谷津町363-1
TEL:045-790-5691 FAX:045-315-1408
Copyright(C)2005 KAIKIDO All Rights Reserved.