【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
胃痛・胃もたれ 機能性ディスペプシアかも?  (平成29年5月18日掲載)

 何となく胃が重い・痛い、胸やけがする、膨満感がある…。ストレスの多い現代、原因が分からない「胃腸の不調」に悩む人が多いようです。
 従来、慢性胃炎や神経性胃炎と言われたこうした不調は、実際に炎症が起きているわけではないため、近年は「機能性ディスペプシア」と診断されます。 
 内視鏡検査では特に異常が見つからないため、西洋医学では一様に胃酸分泌を抑える薬を処方することが多いようです。

 しかし、不調の原因は人それぞれ。
 こうした時こそ、症状や体質に合わせて細やかな対処ができる中医学の出番です。

 例えば、暴飲暴食をする人や脂っこい食事、甘いものが好きな人に多く、胃もたれや胃のむかつき、口の中がねばつくなどの症状を引き起こすのが
痰湿(たんしつ)タイプ」
湿度が高くなるこれからの季節は、特に
痰湿が溜まりやすいので要注意。

 「ストレスタイプ」は、心配事や嫌なことがあると、すぐに緊張して「
気(き)」を巡らす「肝(かん)」の機能が乱れて胃腸にブレーキがかかり、お腹の張り、ガスが溜まる、胃痛、胸のつかえ、むかつき、ゲップ、下痢及び便秘などの症状を繰り返します。
 ストレスをこまめに発散し、
の巡りをスムーズに保つと良いでしょう。

 その他、痛みが強い「冷えタイプ」や食欲不振が続く「虚弱タイプ」も。
 不調が続く場合は、体質タイプに合わせた漢方薬と中医学の養生法はとても有効です。




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