【東海林先生の漢方メモ】
生理痛はないのがあたりまえ! ~ 女性のための漢方
ピリピリ痛む帯状疱疹の神経痛  (令和元年7月18日掲載)

 天候不順で湿度も高いこの時季、胃腸が弱って免疫力が落ちている人が多いせいか、様々な感染症が流行しています。
 帯状疱疹を発症する方も多く、その後の神経痛に悩まされているようです。
急性期の炎症による痛みは消炎鎮痛剤で抑えられますが、ピリピリと刺される様な神経痛には効きにくいのが現状です。ではなぜ、炎症が治まっても、痛みが発生するのでしょうか?

 中医学では痛みの原因を、
不通則痛(通じざれば即ち痛む)と不栄即痛(栄えざれば即ち痛む)と考えます。
 つまり、
気血(きけつ)<代謝エネルギー>の通り道である経絡(けいらく)に、ストレスによる気滞(きたい)や気候風土の急変<外邪(がいじゃ)>により、瘀血(おけつ)や痰濁(たんだく)が停滞すると<不通則痛> 急性の痛みを生じ、老化や内臓の機能低下で気血自体が不足して筋肉や関節、組織などに栄養が行き渡らないと<不栄即痛>慢性的な痛みが生じます。
 特に帯状疱疹のストレスと炎症により生じた
瘀血は、ピリピリとした刺痛を起こす特徴があります。
 
経絡の流れをよくするためには、活血(かっけつ)・通絡(つうらく)が有効ですが、驚くようなものの一つが蟻(あり)です。食用の蟻は、通絡作用だけでなく、20 種類以上のアミノ酸も含んでいます。
 その他、様々な痛みのタイプ別の漢方があります。一度ご相談ください。



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